高い栄養価があり、長期保管も可能で災害時も安心など、さまざまなプラス面がある 缶詰製品。しかし「いつでも食べられるからいいか」というプラス面ゆえに、冷蔵庫や食料品棚の奥に押し込まれてしまうのが悲しいところです。しばしの別れを経て再び棚の奥で相まみえた時には 賞味期限が数日どころか数年前に切れていた…なんて経験もあるはず。そこで「つい賞味期限切れにしてしまう缶詰製品ランキング」を調査してみました。

 1位は《さば》。《さば》を使った 「鯖缶」は、給料日前のメインディッシュから晩酌のお供まで、さまざまなシーンで活躍してくれる缶詰の王様。3位につけた《いわし》と共にメジャーな存在ですが、 お中元お歳暮などの折々に送られて、いつの間にか消費を上回るペースでたまっていくことがあります。料理雑誌やインターネットでは、「たまった鯖缶を何とか活用しよう!」という人々が、そうめんのつゆに入れる 「鯖缶そうめん」やギョーザの皮で包んで揚げる 「鯖缶の揚げ餃子」など、ユニークなレシピを次々と考案しています。

 2位の《ジャム》は、パン好きには欠かせない定番アイテム。昼食や夜食に使われることがあまりないため、ほかの缶詰に比べると消費ペースが遅いのが賞味期限切れにしてしまう理由でしょうか。糖度を押さえて 合成保存料を用いた廉価な《ジャム》は賞味期限が短くなるそうなので、プレーンヨーグルトにかける、紅茶に入れて ロシアンティーにするなどして、できるだけ早めに使い切ってしまいましょう。

 ちなみに、賞味期限とは「表示されている保存方法に従って保存したときに、美味しく食べられる期限」を意味する言葉。もともと痛みにくく保存性に優れる食品に表示される言葉なので、期限切れになったからといってすぐに捨ててしまう必要はありません。一方、 「消費期限」は5日程度で品質が劣化する食品に使われる言葉。賞味期限切れは大丈夫でも、消費期限切れにはくれぐれも注意したいですね。