世間一般で広く使用されているために、知らないうちに海外で使われている正しい外来語だと勘違いしている人が多い 和製語。 「ガソリンスタンド」、 「コインランドリー」 などの和製語を海外旅行で使って通じなかったという経験がある人は少なくないのでは? 日常生活に浸透している和製語の中でも最も身近な分野である食べ物・飲み物の中には、果たしてどんなものがあるのでしょうか?

 最も多くの人が和製語だと知らなかったのは、家庭料理の定番《ハンバーグ》。日本での《ハンバーグ》は、ドイツ・ハンブルクの タルタルステーキに味付けをした肉料理がアメリカに伝わった「hamburger steak」(ハンブルグ風ステーキ)を指すもので、英語圏では「hamburger steak」や、これを略した「hamburger」、「salisbury steak」などの呼び方がされているようです。ちなみに、日本でいうところの 「ハンバーガー」は、《ハンバーグ》と同様の「hamburger」もしくは「burger」と略して使うのだとか。そのハンバーガーのお供として愛されている《フライドポテト》は、アメリカ英語では「french fries」と呼ぶのが一般的。イギリス英語では「chips」と呼びますが、英国の庶民向け定番料理 「フィッシュ・アンド・チップス(fish and chips)」で耳にした人が多いのではないでしょうか?

 《ハンバーグ》に次いで知らない人が多かった《シュークリーム》の「シュー」は、フランス語でキャベツを意味する「chou」からきたもの。その形状がキャベツに似ていることから名づけられたそうで、フランス語では「chou a la creme」と書きます。海外のお店で《シュークリーム》を注文すると、お菓子ではなくて 靴墨(shoes cream)を出されてしまう可能性があるのでご注意を!