食べ歩きの達人ことタベアルキストが「リピートしている」「人に教えたくなる」の2つの視点でお店を厳選。今回は東京のハンバーグ10選をご紹介します。  老若男女問わず、好きな料理ランキングで上位に必ず入るといっていいほど皆に愛されているハンバーグ。それほど日本人の食文化に深く浸透したハンバーグだが、意外なことに起源には諸説あるといわれているのをご存知でしょうか。


 もっとも有力な説が、ドイツ・ハンブルグで当時流行していたタルタルステーキを焼いたものといわれています。この説は「ハンバーグ」と「ハンブルグ」と似た語感から汲み取れるように最も説得力のある説ともいえますね。ちなみに東京の人気店《つばめグリル》においてハンバーグをハンブルグステーキというメニューで提供しているのは通の間では有名だとか。
 ハンバーグが作られた当時、牛、豚などをはじめとする栄養価の高い畜肉(ちくにく)は非常に高価でした。合挽肉は畜肉よりも比較的安価で、合挽肉で作るハンバーグはステーキなどの直肉と同じように、食卓に豪華な印象を与えるということで、主婦が好んで夕食に取り入れるようになったのが人気のきっかけになったそうです。調理済みであとは焼くだけの状態のモノが販売されるようになって、全国に「ハンバーグ」という食べ物の名前が知れ渡りました。最近ではA5和牛を使った高級ハンバーグを売りにしたお店も出てくるなど、その幅は広がるばかり。
 また、形に関してはお馴染みの小判形や俵形、ふっくら球体に近い形など様々。肉汁を美味しく閉じ込める為の工夫、肉の挽き具合のバランス、鉄板で熱さをキープなど肉本来の良さを最大限に生かす店独自のこだわりもバラエティーに富んでいます。
 ここで紹介しているハンバーグも昔ながらのハンバーグからニュースタイルまでバリエーションが豊富。是非その違いを存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。

この10選は、「食べる幸せ、探す喜び」をモットーにしたタベアルキスト達が厳選したものです。