“完全食”と愛好家から名高い「餃子」。たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルの五大栄養素が小さな一つ餃子の中に含まれている様は、まさに完全食にふさわしい料理です。 今回は餃子の魅力に迫ってみました。


 餃子の故郷は中国。中国東北部(旧満州)では、水餃子がポピュラーですが、「鍋貼」と呼ばれる日本における棒餃子や鉄鍋餃子に似た餃子も食されています。また、点心で人気の蒸餃子は華南が発祥の地と言われています。
 現在日本で親しまれている焼餃子の起源は、余った水餃子を焼いて食べたものだそう。餃子の歴史を紐解くとその歴史は古く、日本で最初に食べたのは水戸黄門で知られる徳川光圀公だと言われています。好奇心旺盛な光圀公はラーメンやチーズも日本で初めて食べた人物だと伝えられています。
 本格的に餃子が日本に浸透したのは第二次世界大戦後。中国東北部に由縁のある人たちにより日本各地に広められたと言われ、現在では独自の進化を遂げ、ラーメンやカレーと同様に日本の食文化に深く浸透しています。
 餃子消費量日本一をめぐる争いが新聞やテレビのニュースを賑わしている宇都宮市と浜松市。両市だけでなく、大田区蒲田・神戸市・津市・福島市など「ご当地餃子」は日本各地で楽しむことができます。地域の独特の食材や調理法で作られ、特製のタレで食されているご当地餃子。黄門様のように諸国を漫遊してその土地の餃子を食す、そんな旅の楽しみ方もいいかもしれませんね。

 今回ご紹介する餃子は正統派でありながらも、どれもキャラクターが立ったものばかり。ぜひ、皮と餡の個性や皮と餡の相性を楽しんでいただきたいものです。さあ、あなたも皮というドアの向こうにある、肉汁が溢れ出だすめくるめく餃子の世界を堪能する旅にでかけませんか。



このランキングについて:
この10選は、タベアルキストアジア料理グループのメンバーが、「リピートしている」「リピートしたくなる」「人に教えたくなる」の3つの視点で厳選し、解説したものです。