毎年、『このライトノベルがすごい!』を出版している宝島社によると、ラノベ(ライトノベル)の定義は、「カバーと本文にイラストを使い、主に10代の読者層に向けたキャラクター小説」だそうです。今回は、ツッコミどころ満載のラノベタイトルを選んでもらいました。


 表紙を見ただけで「読みたい!」と思わせるインパクトを重視するゆえか、ユニークなタイトルがずらりと並ぶラノベの世界。1位に選ばれたのは、《お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ》。普通に考えたら、きょうだい相手に過度な愛情を注ぐことは大いに問題がありそうなのですが…。ラノベの魅力のひとつは、一般的に「禁断の愛」といわれるような設定でも、コミカルに描くことでシリアスになりすぎないようにできること。7位《この中に1人、妹がいる!》、14位《最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。》、15位《俺の妹がこんなに可愛いわけがない》のように、「妹萌え」はもはやひとつのジャンルとして確立しているので、あくまでファンタジーとして楽しめるのでしょうか。もっとも1位になったこの作品は、単純にタイトル通り普通の兄と妹の関係、というわけではなさそうです。4位《勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。》は、悩める学生たちが思わず手に取ってしまいそうなタイトルですね。主人公は勇者志望の優秀な若者。「勇者試験」を前にして魔王が倒されてしまい、しぶしぶ電気屋に就職することに。そこで倒された魔王の娘と出会い、運命が変わっていく…という、ラノベらしいユニークなお話です。

 「ラノベ」という響きで敬遠していたあなたも、ランク・インしたタイトルに思わず興味をそそられたのでは。気軽にサクッと読めるのがラノベの大きな魅力なので、気になる作品を一度手にとってはいかがでしょうか。

調査方法:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(株)提供の「NTTコム リサーチ」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:2014/2/20~2014/2/24
有効回答者数:1,047名