あるにおいをかいだとき、そのにおいにまつわる記憶がふっとよみがえってくる…そんな経験をしたことはありませんか。昔を思い出すにおいの第1位は、子どもの頃の夏の記憶を思い起こさせる《プールの消毒剤のにおい》でした。
 今のように携帯電話やテレビゲームが普及していなかった頃、子どもの夏の楽しみといえばプール。《プールの消毒剤のにおい》は決していいにおいではないけれど、印象が強い分、友達や家族と行ったプールの記憶がよみがえりやすいのかも。3位の《線香のにおい》は人によって浮かぶ記憶も様々。最近では無臭の線香や、フルーツの香りがする線香も出ているそうですが、実は昔かいだ線香のにおいが一番心安らぐのかも。都市部ではなかなか感じることのできなくなった《田んぼのにおい》や《たき火のにおい》も、一昔前には当たり前のにおいだったはず。田舎にいくと心が落ち着くのは、緑豊かな風景だけでなく、幼い頃に慣れ親しんでいたにおいが心を和ませてくれるからかもしれません。
 においをかいだとき、脳はそのにおいを過去にかいだことがあるのか記憶と照らし合わせ、においへの反応を判断するそう。そのため、同じにおいでもそこにまつわる思い出によって、人それぞれ感じ方は違うようです。ランク・インしたにおいについて、あなたはどんな思い出がありますか?