古くは 『枕草子』で 清少納言が言葉の乱れを嘆いたように、「正しい話し方を身に付ける」というのは、いつの時代もなかかなか難しい問題のようです。「どうにかしてちゃんとした話し方を学びたい」——。そんな時、お手本にしたいのはアナウンサー。「話し方を教わりたいベテラン男性アナウンサーランキング」の上位には、60歳を超える“大”ベテランがずらりと上位に並びました。
 1位はNHK出身で現在はフリーアナウンサーとして活躍する《草野仁》。今年で放送開始22周年を迎えるクイズ番組 『日立 世界・ふしぎ発見!』では、「あいまいな表現の回答を良しとしない厳格な司会者」として知られており、話し方についても厳しく指導してくれそうですね。2位は、TBS出身の《鈴木史朗》。 『世界No.1クイズ』や 『さんまのSUPERからくりTV』の名物コーナー 「ご長寿早押しクイズ」の名司会で知られるアナウンサーです。アナウンス畑一筋という印象が強いですが、定年まで勤め上げたTBSでは、実に十数年もの間アナウンス部以外の部署を転々としていたという経験の持ち主。彼もまた《草野仁》同様にまじめな性格で知られており、話し方を丁寧に教えてくれる良い先生になりそうです。
 「分かりやすいニュース」をコンセプトに18年以上も放送された 『ニュースステーション』の司会を務めた《久米宏》は、3位にランクイン。TBS入社後、クイズ番組 『ぴったし カン・カン』で注目を集め、歌番組 『ザ・ベストテン』で人気を不動のものとしました。《草野仁》や《鈴木史朗》のように、お手本的な話し方をするタイプではありませんが、その軽妙洒脱(けいみょうしゃだつ)な話術は上位の2人以上に実践的と言えるかもしれません。
 このほかにも、《徳光和夫》や《露木茂》などが上位にランク・イン。バラエティ番組で人気の《笠井信輔》や、NHKニュースで独特の存在感を見せる《登坂淳一》、ひょうひょうとしたキャラクターが魅力の《伊藤利尋》などの“若手”は「まだまだ先生役には早すぎる!」ということなのでしょうか?