実際にはないものが見えたような気がすることを意味する「空目」という言葉があります。一般的には「ある物を見た際、見た目が近い別の物に見間違える」という意味で使われていますが、空目をしてまうパターンとして最も多いのは、雑誌や新聞、ネットなどで文字面が似た言葉を見かけた時ではないでしょうか?


 このようなパターンで多くの人が「つい空目をしてしまう」と挙げている言葉が、《トレイ/トイレ》です。どちらの言葉も意味や使われる場面が異なるため、普通に考えれば空目する可能性が低そうですが、軽い内容の文章を流し読みしている時などは案外空目をしてしまうようですね。 後に続く言葉によっては意味が通じてしまうために、見逃す可能性が高そうなのは《おじや/おやじ》でしょうか。こちらも言葉の意味や使われる場面が異なるという点では《トレイ/トイレ》と同様ですが、「野球好き」と同じ感覚で「おじや好き」あるいは「おやじ好き」と書かれていれば、文脈的に不自然であることに気付くまで見間違えたままという可能性もありそうです。

 このほか注目したいのは、《相模/相撲》や《恋人/変人》のような漢字言葉でしょうか。文字の並びが同じで一部が変わっているだけなので、ひらがな・カタカナ言葉以上に見間違える可能性は高そうですが、思いのほか低い順位にとどまっているのは、ちょっと意外な気がしてしまいますよね。

調査方法:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(株)提供の「NTTコム リサーチ」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:2013/12/24〜2013/12/27
有効回答者数:1,076名