インターネットの掲示板を舞台とした 『電車男』が映画化やドラマ化された頃から、 「秋葉原」 「オタク」 「腐女子」などにスポットが当たるようになりました。では、いわゆる「オタク」を服装だけでイメージするとすれば? 「オタクっぽい」と感じてしまう男性の恰好には、1位に《アニメプリントのTシャツ》、2位に《アニメ柄の紙袋》と、「アニメ」モノが上位に来る結果となりました。オタクっぽさには、「アニメ」というキーワードが強く影響しているようです。
 「Aカジ(アキバ・カジュアル)」や 「キバカジ(秋葉原風のカジュアル)」は、オタクファッションとして代表的なコーディネートを指した言葉。その中にはやはり、今回上位にランク・インしたものが複数入っています。例えば《アニメプリントのTシャツ》にぴちぴちの《ケミカルウォッシュ・ジーンズ》、背中には《リュックサック》、おなかには《ウエストポーチ》と複数のバッグを持って、《バンダナをハチマキ状に巻く》というのがAカジの典型的なコーディネートだそう。人気ゲーム 『こみっくパーティー』やオタクを題材にした楽曲 『ハイエンドオタク』などで、これらのファッションが典型的なオタク像として描かれています。ただし、見方を変えればこれもひとつのこだわりファッション。古くは 「太陽族」を指示した若者が映画 『太陽の季節』の登場人物のファッションを真似したように、ファッション・スタイルはライフ・スタイルを表現するための代表的な方法。「我こそオタク!」という人には、隠れオタクを装うよりもむしろAカジを追求してもらいたいものです。
 なお、女性オタクのファッションは?  「『オタクっぽい』と感じてしまう女性の恰好ランキング」の結果は、《ゴシックロリータ(ゴスロリ)ファッション》が3位にランク・イン。普段着ることが少ないファッションのため、逆に周囲の目をひきつけてしまうのかもしれません。