お正月には欠かせないおせち料理は、「御節料理」の文字のとおり、宮中で行なわれる 「お節供(おせちく)」の行事に出される正月の 節供料理がルーツです。宮中では1月1日、7月7日などの節日には 神饌(しんせん)と呼ばれる「神へのお供え物を祭り、うたげを開く」というしきたりがありました。これがやがて民間にも広まり、正月に出されるごちそうだけが、おせち料理と呼ばれるようになったそうです。そんなルーツを持つおせち料理には数多くの縁起物が並びますが、おせち料理の意味皆さんご存知でしたか?
 「実は知らなかったおせち料理の意味ランキング」を調べたところ、ランキング1位は《トコブシ》。 アワビに似た ミミガイ科の巻き貝の一種で、古くから節句の神饌にも使用されている高級食材。福が溜まることを願った「フクダメ」という別名がついています。関西地方でよく使用される2位の《たたき牛蒡》(たたきごぼう)は、その色や形が豊作のときに飛んでくると言われる黒い 瑞鳥(タンチョウ)を連想させることから、豊作を祈願するための料理とされています。また、牛蒡自体が地中に長い根を張ることから、「土台を固めて堅実に暮らせるように」という意味も込められているのだとか。
 4位の《くわい》(慈姑)は、丸い実(イモ)の部分から芽が伸びているところから「芽が出る」との願をかけた縁起物。このほかにも、1つの親芋に幾つもの発芽面があるところを子宝にかけた芋料理《八ツ頭》や、“代々”の語呂合わせに子孫繁栄をかけた《橙(ダイダイ)》など、なかなかその名前だけでは由来が分からないものがランク・インしています。
 一見シンプルな料理に見えても、調べてみると実はさまざまな意味が込められたおせち料理。各地域や家庭で伝統のおせちが作られていましたが、最近ではデパートが厳選した料亭のおせちがギフトになったり、有名料理店のおせちがインターネット通販で購入できたりと、気軽に豪華なお正月を迎えたいと思っている方に人気が高まっています。 gooショッピングおせちの売り上げランキングなどを参考に、今からでもおせちを味わってみるのは如何でしょうか?