天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝戦と 全日本実業団対抗駅伝大会で幕を開けた2007年のスポーツ界。今年も昨年に負けず劣らずのさまざまな出来事がありました。そんな2007年のスポーツ界において、最も活躍をしたと考えられている日本人スポーツ選手は、果たして誰だったのでしょうか?
 「2007年に最も活躍したと思う日本人スポーツ選手ランキング」の1位は 北海道日本ハムファイターズの投手《ダルビッシュ有》でした。日本シリーズこそ 中日ドラゴンズに敗れたものの、チームの2年連続リーグ優勝に大きく貢献、パ・リーグMVPをはじめ、最多奪三振、 沢村賞(沢村栄治賞)、 ゴールデングラブ賞の各タイトルを獲得しました。 北京五輪アジア地区予選の日本代表にも選出され、台湾戦で気迫あふれるピッチングでチームを勝利に導いたのは記憶に新しいところです。来年は北京のマウンドでエースナンバーの18番を背負った彼の勇姿を見たいですね。
 2位に選ばれたのはフィギュアスケートの《浅田真央》。今年3月の 世界フィギュアスケート選手権では、あの 伊藤みどり以来というトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させて2位に入り、 NHK杯国際フィギュアスケート競技大会全日本フィギュアスケート選手権では優勝。3月に発表された国際スケート連盟の世界ランキングでも堂々1位に選出されています。 2006年のランキングでは、 トリノ五輪を制した 荒川静香の後塵を拝して6位にとどまりましたが、今年の活躍を考えるとこの順位は文句のないところでしょう。
 アメリカ大リーグの ボストン・レッドソックスに移籍して、チームの ワールドシリーズ優勝に貢献した3位の《松坂大輔》、5位の《岡島秀樹》両投手の活躍も忘れてはいけません。松坂投手は、 西武ライオンズのピッチャーとして ワールド・ベースボール・クラシックに出場した昨年に引き続いてのランク入り。今年は大リーグならではの球数制限などに苦しみながらも15勝12敗の成績を残し、ワールドシリーズ第3戦では、西武ライオンズ在籍時のチームメイト《松井稼頭夫》が所属する コロラド・ロッキーズに勝利しました。岡島投手も左の中継ぎおよびクローザー(抑え)として66試合に登板し、チームのピンチを幾度となく救う見事なピッチングを披露。ワールドシリーズに出場した日本人初の投手として歴史に名を残しました。また、通称 “Oki-Doke(オーキー・ドーキー)”と呼ばれる決め球の チェンジアップは、岡島投手の代名詞としてボストンのファンにもすっかりおなじみとなりました。
 昨年のランキングでは荒川静香、今回のランキングでは五輪予選出場の《ダルビッシュ有》が1位に選ばれるなど、やはりビッグイベントで活躍したスポーツ選手は強く印象に残るようです。来年はいよいよ北京五輪本番——2008年の1位に選ばれるのも、やはり五輪でメダルを取った選手になるのでしょうか? 今から非常に楽しみですね。