人類の天敵として突如出現した謎の巨人と、わずかに生き残った人類が激しい戦いを繰り広げるダークファンタジー漫画『進撃の巨人』。単行本のシリーズ累計部数が2,500万部を突破し、紅白歌合戦にアニメの主題歌を歌うLinked Horizonの出場が決定するなど、その勢いはとどまるところを知りません。


 本作は一筋縄ではいかない個性的な登場人物たちがいきいきと描かれているところが魅力の一つとなっていますが、彼らのセリフの中でも多くの読者から支持されているのが、主人公であるエレン・イェーガーの《駆逐してやる!!この世から…一匹…残らず!!》です。このセリフは、目の前で巨人に母親を奪われた少年時代のエレンが発したものですが、壮大な物語の幕開けを飾る印象的なセリフとして、強く心に刻まれている人が多いようですね。 3位にランク・インした《お前の母さんを助けられなかったのは…お前に力がなかったからだ…オレが…!巨人に立ち向かわなかったのは…オレに勇気がなかったからだ…》は、エレンを幼いころから見守り続けている兵士ハンネスが、母親の死を目の前に我を失っているエレンを巨人から救い出した際のセリフ。本作では登場人物が己の中にある弱さ(あるいは強さ)について自問自答する場面がたびたび登場しますが、このような人物の心理に深く踏み込んだ表現をしているところも、作品の魅力と言えるのではないでしょうか。

 このほかにもエレンに寄り添う少女ミカサ・アッカーマンの《この世界は残酷だ…そしてとても美しい》や《私には…この世界に帰る場所がある エレン…あなたがいれば私は何でもできる》など名セリフが上位に並ぶ中、異彩を放っているのが、兵士仲間の一人であるサシャ・ブラウスの《「蒸かした芋」です!》。重たいエピソードが続く本作において、食べ物に異常なまでの執着を示すお笑い(?)担当キャラとして存在感を発揮しているサシャですが、盗んだ芋を食べているところを上官に「貴様が右手に持っているものは何だ?」と問い詰められ、悪びれることなく発したこのセリフは、彼女のキャラクターを非常によく表していますよね。

調査方法:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(株)提供の「gooリサーチ」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:2013/10/4〜2013/10/8
有効回答者数:1,074名