国内で旅行をした際に、現地で楽しんだり、お土産として買い込んだりする「ご当地名物」。ご当地名物といえば、《北海道》の鮭や《広島》のお好み焼き、《香川》のうどんのように、パッと頭に浮かんでくる都道府県もありますが、中には「あそこはどんな名物があったかな…」と、なかなか浮かんでこない都道府県が思いのほか多いようです。


 そんなご当地名物が浮かばない都道府県の筆頭に挙げられたのは《島根》でした。《島根》といえば、『古事記』や『出雲国風土記』でおなじみ、縁結びでも有名な出雲大社を有し、観光地としての知名度は決して低くはありませんが、いざ「ご当地名物は?」と聞かれると答えられない人が多いようです。同県の名物には、2011年まで長年にわたって全国一の漁獲量を誇っていた宍道湖のシジミや、良質のトビウオを使った野焼など全国に誇れるものが数多くあるので、未体験のままではもったいないですよね。

 2位に続いた《福井》も東尋坊日本曹洞宗大本山である永平寺など観光の名所には事欠きませんが、こちらも《島根》同様にご当地名物の印象は薄いようですね。和菓子の定番「羽二重餅」や、ズワイガニのブランドとして名高い越前ガニなど、名前を聞けば「ああ、そういえば!」と思い出すご当地名物は幾つもあるので、今回の結果を意外に感じる人も多いのではないでしょうか。

 近年は各都道府県が全国での認知度を高めるために新たなご当地名物の開発に取り組むケースも増えていますが、古くから地元の人に愛されているご当地名物の中にもまだまだ知られていないものが多い現状を考えると、まずはそちらのテコ入れをすることが優先されるべきなのかもしれませんね。

調査方法:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(株)提供の「gooリサーチ」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:2013/5/2〜2013/5/5
有効回答者数:1,088名