週末の朝や平日夕方など、さまざまな時間帯で放送されているアニメ。しかしアニメファンのコアタイムといえば、やはり深夜の時間帯。お子様にはちょっと見せられないエッチな作品から実験的な映像表現を用いた作品まで、実にバラエティに富んだラインナップが視聴者を待ち構えています。


 そんな深夜アニメの中でも2010年以降に放送されたオリジナル作品で特に人気が高いのが、《魔法少女まどか☆マギカ》です。放送されたのは2011年の1月から4月までのわずか1クールでしたが、漫画家・蒼樹うめによるかわいらしいキャラクターデザインとは裏腹なシリアスで予想も付かないストーリー展開には、多くのアニメファンが衝撃を受けました。脚本を担当した人気シナリオライターの虚淵玄は過去にもアニメの脚本を手がけていましたが、一大ブームを巻き起こした本作によって、従来のアニメファン以外にも広くその名を知られることとなりました。

 続いて人気が高かったのは、2011年4月から6月にかけて放送された《あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。》。一人の少女の死をきっかけに疎遠になっていた幼なじみグループが、少女が幽霊として戻ってきたことによってふたたび集い、幼いころとはまた違った形で絆を深め、人として成長していく過程が描かれている作品です。深夜アニメにありがちな見栄えを重視した演出こそ控えめでしたが、登場人物の心の動きを丁寧に描いた点が高い評価を受け、翌2012年には長井龍雪監督が文化庁の芸術選奨新人賞メディア芸術部門を受賞しました。

 今回のランキングでは、このほかにも4位に《TIGER & BUNNY》、5位に《花咲くいろは》と2011年放送の作品がランク・インしており、アニメファンにとって2011年がオリジナル深夜アニメの当たり年であったことがうかがえますね。はたして2013年がこれを超える当たり年になるのかどうか——今後のラインナップが気になるところです。

調査方法:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(株)提供の「gooリサーチ」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:2013/4/4〜2013/4/5
有効回答者数:1,101名