年金未払い問題や 新テロ特措法、自民党と民主党の 大連立話など、混迷ぶりが際立った2007年の日本の政局。「日本を良くした歴代の総理大臣」についてアンケートをとったところ、《小泉純一郎》氏が、《吉田茂》氏、《田中角栄》氏と昭和を代表する二人を抑えて1位に輝きました。辞職会見が記憶に新しい《安倍晋三》氏は16位、現内閣総理大臣の《福田康夫》氏は17位と、いずれも順位はイマイチ。就任したばかりの福田総理にはこれから期待といったところでしょうか。
 「小泉改革の負の遺産」 「格差を生んだ小泉改革」などと2006年9月に総理大臣を退任してからも何かとマスメディアからバッシングを受けている小泉氏ですが、国民からは支持を得ていることが分かります。また、若手を中心に自民党内でも支持者が多いとされ、《安倍晋三》前総理大臣の辞任後に行われた自民党総裁選では、 「小泉チルドレン」を中心に出馬待望論が持ち上がりましたが、小泉氏自身はこれを断り、《福田康夫》氏が第91代内閣総理大臣に就任しました。トップ3は2006年夏に行った 「日本を変えたと思う歴代総理大臣ランキング」でも同じで、人気の高さが伺えます。
 3位にランク・インした《田中角栄》の長女・ 田中眞紀子議員と福田総理の代表質問でのバトルは「角福戦争の再来」して大きな話題になりました。この対決には明確な決着がつきませんでしたが、ランキングの 「角福戦争」では《福田赳夫》氏が12位なのに対し、《田中角栄》氏が3位で大きく差がついています。
 ちなみに今回のランキングで10位以内のうち、現役議員は1位の《小泉純一郎》氏のみ。4位の《中曾根康弘》氏は2003年に政界から引退をしています。先人に教えを請う姿勢もよいですが、現役議員にはランキングのより上位に食い込んでもらえるよう、さらなるがんばりを期待したいところです。