日本経団連が行った調査によると、大手企業の2007年年末賞与・一時金(ボーナス)の平均は昨年比0.63%増の89万7,341円とようやく回復の兆しが出てきているようです。毎日一生懸命働いて、ようやく勝ち取ったボーナスで何かひとつぐらい贅沢を、と考えている人も多いのではないでしょうか。「2007年冬のボーナスで買いたい電化製品ランキング」で人気を集めたのは、 2006年のランキングでも1位を獲得した《DVD/HDDレコーダー》。続いて《大型テレビ(液晶・プラズマなど)》がランク・インし、家電に人気が集中する結果となりました。
 録画しながらの再生や、電子番組ガイド機能などの便利な機能を搭載した《DVD/HDDレコーダー》は、わずかな期間にデジタル家電の 三種の神器に挙げられるほどのシェアを獲得。最近では2011年のアナログ放送終了に向けて 地上デジタルテレビジョン放送が録画できるハイビジョン対応の製品が人気です。2008年夏には 北京五輪が開催されることもあり、世界的なスポーツイベントをより美しい映像で楽しみたい、記録しておきたい人々が、2位の《大型テレビ(液晶・プラズマなど)》と合わせて購入しているようです。
 《デジタルカメラ》は、昨年の2位から3位へとわずかにランクダウンしましたが、2007年9月の カメラ映像機器工業会(CIPA)の発表によると、国内では2006年比112%となる1,062万台を出荷する見通しで、まだまだその勢いは衰えていないようです。4位の《ノートパソコン》や5位の《家庭用ゲーム機》なども、昨年と変わらぬ人気を集めています。
 一方、昨年3位の《携帯電話・PHS》は、6位へとランクダウン。総出荷数こそ堅調ですが、2007年9月度の出荷台数が2004年10月度以来という200万台に落ち込むなど(JEITA調べ)、一時期ほどの勢いはないようです。NTTドコモの 905iシリーズをはじめ、ソフトバンクやauなどが高性能で魅力的な製品を年末商戦に向けて多数投入していますが、消費者の関心を取り戻し、電化製品の新たな三種の神器に名を連ねる事ができるのか——興味深いところです。