スタジオジブリのアニメは、主人公がさまざまな経験を通して成長していく様を描いた作品が多いですが、特に重要な役割を果たしているのが特異なキャラクターたち。ということで、今回みなさんに悪くても憎めないジブリのキャラについて聞いてみました。


 1位と2位には『千と千尋の神隠し』に登場したキャラが圧倒的多数で選ばれました。大ヒットしたこのジブリ作品は、TV放映初登場の時には瞬間視聴率46.9%という映画史上最高値を記録。作中には複数のキャラが登場していますが、際立っていたのは1位の《カオナシ》でした。表情がないということで一見すると怖い存在の《カオナシ》は、金で人の関心を買う存在として描かれています。人間は欲望も制欲の力も兼ね備える生き物ですが、金銭欲中心に弱い部分、嫌な部分だけを強調した存在《カオナシ》に相通ずるものを感じた人が多かったのでしょうか。続いて2位に《湯婆婆》がランク・イン。湯屋「油屋」の経営者として二等身の顔の大きさや言動の荒さに迫力があり、金儲け主義の役柄でしたが、時折見せる千尋への気遣いが印象に残った人は多かったかもしれません。実は“いい人”な悪役が多いジブリ作品の中で、3位の『天空の城ラピュタ』の悪役《ムスカ大佐》だけは終始悪役でしたが、昨年11月その《ムスカ大佐》を名乗る人から徳島の児童養護施設にランドセルの贈り物が届けられたとか。悪役でも共感を得られるキャラが登場することもアニメがヒットする要素の一つなのでしょう。

調査方法:NTTドコモ「みんなの声」にて投票を実施
投票数:12517票
投票期間:2012/12/1〜12/15
※この結果は科学的な統計にもとづくものではありません