画家を目指す人や絵を書くことが好きな人にとって、世代を超えて愛され続ける絵画の作者は憧れの的。もし生きていたならば、その技術を伝授してもらいたいのは誰? 早速調査を行ったところ、かの有名な 「モナ・リザ」を描いた《レオナルド・ダ・ヴィンチ》がダントツ。日本人では、江戸時代を代表する浮世絵師の一人《葛飾北斎》が2位に、代表的な美人画のほかにも浴衣の柄デザインなどで有名な《竹久夢二》が4位と世界の巨匠に交じり、健闘しています。
 《レオナルド・ダ・ヴィンチ》は絵画のみならず彫刻や音楽等多くの技術に長けており、イタリアのルネサンス期を代表する「万能人」とも呼ばれています。その作品には様々な逸話があり、昨年それらの謎を解いていく小説 『ダ・ヴィンチ・コード』が映画化され、「モナ・リザ」 「ウィトルウィウス的人体図」 「最後の晩餐」などの代表作が登場し大きな話題を呼びました。“謎めいた絵”には魅力がありぜひご指導願いたいものですが、彼は作品の制作に入りつつも完成前に放置してしまうことがしばしば。なんとあの「モナ・リザ」さえも手の部分が未完成だといいますから、教育者としてはちょっぴり不安な部分もあるかも!?
 《葛飾北斎》の代表作 「富嶽三十六景」は海外の芸術家にも大反響を及ぼした作品です。日本人に人気の高い《フィンセント・ファン・ゴッホ》はこれを見て絶賛、その後彼を含む印象派絵画の色彩に深く影響を及ぼしたといわれていますし、フランスの作曲家である ドビュッシーによる交響詩「海」もまた、この作品をモチーフとしているのだとか。さらに、一見結びつかそうなサーフブランド、 クイックシルバーのロゴマークも、この絵が参考になっているそうです。芸術の秋。様々な美術館を巡り、「この人ならこんな教え方をしそうだな」と想像しながら絵画を鑑賞するのも面白いかもしれません。