日進月歩の勢いで技術革新が進み、音声通話やメール以外にもありとあらゆる機能が搭載されている携帯電話。あまりの多機能さゆえに、「長い間使っているのにこんな機能があるのを知らなかった……」という人もいるのではないでしょうか? 「携帯電話の機能でほとんど使用していないものランキング」を聞いてみたところ《ワード/エクセル/PDFビューアー》と《AV入出力機能》がトップで並びました。
《ワード/エクセル/PDFビューアー》は、パソコンがなくても仕事関係のデータがチェックできるため、「便利に使っている人が多いのでは?」と思いきや、利用頻度はそれほどないようです。高解像度化によって一昔前のノートパソコン並みの精細表示が可能になった携帯電話ですが、液晶サイズが小さいために細かい文字が読みづらく、大きなファイルを開くのには時間が掛かるのがネックになっているようです。《AV入出力機能》はワンセグで表示している画面をチューナーとして外部のAV機器に出力したり、逆に携帯電話で録画ができる機能です。
 3位の《Felica・おサイフケータイ》も利用者はまだ少数派。切符代わりに使える “モバイルSuica”や、一定額を使用するごとに マイレージが貯まるサービスが実用化されていますが、「現金で支払ったほうが早い」「セキュリティが心配」などの理由で使用しないという人も多いとか。同じような理由で最初は使われなかった電子マネーもずいぶん普及してきたので、知らない間に友達がみんなおサイフケータイを使ってた…なんてこともあり得るのでしょうか。
 《キャッチホン》は通話中にかかってきた別の電話を着信音で知らせてくれるというもの。現在の通話を保留にしたまま、後からかかってきた相手と通話できる便利な機能ではありますが、始めに話していた相手を「別の電話がかかってきたから待ってくれ」と待たせてしまうことになるのが失礼だと感じる人が多いようです。
 ちなみに、今年4月には、NTTドコモの 「らくらくホン」シリーズが累計販売台数で1,000万台を突破しています。らくらくホンと言えば、シンプルな機能と簡単操作が売りの製品。多機能化が進む携帯電話業界において、こうした製品が人気を集めているというのも面白い話ですよね。