紅葉といえば京都がお馴染みですが、この秋の旅行には、その街並みや風情が京都に似ている 「小京都」へ出かけてみてはいかが?「秋に行ってみたい『日本の小京都』ランキング」では、「小京都」の代表格とも言える《金沢》が1位。僅差で、有名な武家屋敷が数多くある《萩》が続きました。
 近代的なビルの合間に、古い街並と伝統文化が残る《金沢》。2002年のNHK大河ドラマではこの地を舞台にした 『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』が放映され、観光名所として賑わいました。数ある有名スポットの中でも最も有名なのは、 加賀藩の庭園として造られた 兼六園。国の特別名勝で、日本三名園の一つにも挙げられます。ここでは独特の形をした 徽軫灯籠(ことじとうろう)と冬の風物詩 「雪吊り」が有名ですが、雪吊りの時期を逃しても季節ごとの美しい景観を十分に楽しむことができます。 加賀友禅金沢漆器などの伝統工芸や和菓子、 加賀野菜などの伝統の味も人気の秘訣といえるでしょう。《萩》は 吉田松陰高杉晋作木戸孝允伊藤博文など、明治維新には欠かせない重要な人物を多く生み出した土地。11月には280年もの伝統を誇る「萩・大名行列」が市内を歩く 「萩時代まつり」が行われます。また、少し足をのばせば《津和野》《山口》へ。《萩》に行ったら、いくつかの「小京都」周遊してみてもよいかもしれません。
 正式に「小京都」と呼ばれるためには、 「全国京都会議」による加盟基準をクリアしていなければならなりません。その基準は“京都に似た自然と景観があること”“京都との歴史的なつながりがあること”“伝統的な産業と芸能があること”で、この3つの要件のうち1つ以上に合致していれば常任幹事会で加盟を承認されるとのこと。今回のランキングで上位5に入った街はいずれも「小京都」として承認されていましたが、これ以外にも、あなただけの「小京都探し」をしてみてはいかが?