日本の娯楽文化に深く根ざしている漫画——。この漫画が若い世代の人たちに与える影響は、漫画を読まない人たちが想像するよりもはるかに大きなもの。若い世代が部活動を始めるきっかけが、実は大好きな漫画であったというケースも決して珍しいことではありません。

 スポーツ系の部活動ももちろん例外ではなく、今最も人気の高いサッカーでは、1980年代から続く人気シリーズの《キャプテン翼》や、1990年から2003年までの13年間にわたって連載された長編作《シュート!》の影響を受けて入部したという人がかなりの数に上るのだとか。特に《キャプテン翼》に関しては、その影響力が日本のみならず世界にまで及んでおり、ジダンアンリといった海外サッカーリーグの有名選手が子どもの頃にこの作品を漫画やアニメ版で目にして大きな影響を受けたというエピソードを、雑誌やテレビなどで耳にした人もいるのではないでしょうか。
 近年はサッカー人気に押され気味ながらも、まだまだ人気の高い野球では、あだち充の代表作《タッチ》に影響を受けて入部したという人が多いようですね。連載は1986年に終了していますが、その後もアニメ版の再放送が繰り返し行われており、幅広い世代に広く知られています。ちなみに、現在はこの《タッチ》の主人公たちが通った学校を舞台にした野球漫画『MIX(ミックス)』が月刊漫画誌『ゲッサン 』で連載されています。《タッチ》の影響で野球部に入った父親を持つ子どもたちが、もし同じ舞台設定の『MIX』を読んで野球を始めるようになったら…なんて、想像するだけでもちょっと楽しくなりますよね。

調査方法:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(株)提供の「gooリサーチ」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:2012/9/5〜2012/9/7
有効回答者数:1,006名