今年8月に惜しまれつつも連載を終了した格闘漫画『グラップラー刃牙』シリーズの最終作『範馬刃牙』。第1作『グラップラー刃牙』から数えると20年以上という長期にわたって連載が続いた人気シリーズで、連載終了後も復活を望むファンの声が途絶えることはありません。そんなシリーズの大きな特徴の一つが、作者である板垣恵介による独特のセリフ回しです。


 「漫画界の名セリフ鉱山」と呼ぶ人もいる『グラップラー刃牙』シリーズ。20年以上の歴史の中で数え切れないほどの名セリフが生み出されていますが、中でも人生の大事な場面において他者、あるいは自分と戦わねばならないときに思い浮かびそうなのが、《地上最強を目指して何が悪い!!!》です。3位に《男子(おとこ)はね———— 誰でも一生のうち一回は地上最強ってのを夢みる》がランク・インしていることからもうかがえますが、どうせこの世に生まれたのなら何かでナンバーワンになってみたいというのは誰しも一度は考えるもの。その第一歩を、あるいは一つ上のステージを目指す次の一歩を踏み出すときに、作中で徳川光成が放ったこの言葉はぴったりと言えそうです。
 続いて人気が高かったのは、《さァ〜てと 一発キメてくるかァ》。こちらはシリーズの主人公である範馬刃牙が作中で初めて戦った人物・末堂厚のセリフです。上位にはこのほかにも凶悪な死刑囚・ドリアンのセリフ《今日は楽しませてもらうつもりだ》がランク・インしていますが、実際に自分が戦いの場に立ったときも、この位の気楽な状態で臨んだ方が良い結果を得られるのかもしれませんね。