実りの季節である秋には、五穀豊穣を祝ったり収穫を祈ったりする秋祭りが全国各地で開かれていますが、一口に秋祭りと言ってもその内容は様々。では、地方の風習や文化が色濃く反映された秋祭りの中で、みんなが「行ってみたい!」と答えたのは?


 堂々の1位になったのは《岸和田だんじり祭り(大阪府)》。元禄16年(1703年)に、時の岸和田藩主岡部長泰公が五穀豊穣を祈願して行った稲荷祭がその始まりと伝えられる《岸和田だんじり祭り》は、300年以上の伝統を持つ秋祭り。重さが4トンを超える「だんじり」が街中を勢いよく走りながら直角に向きを変える様は「勇壮」の一言に尽き、迫力あふれるその姿を見ようと多くの観光客が詰めかけます。今年3月まで放送されていたNHK朝の連続ドラマ『カーネーション』で《岸和田だんじり祭り》を知り、興味を掻き立てられた人も多いのでは? 今年は9月15日、16日にだんじり曳行が行われるそうなので、テレビではなく本物を見に行ってみてはいかがでしょうか。2位には同じく関西から、《時代祭(京都府)》がランク・イン。祇園祭葵祭とともに京都三大祭のひとつに数えられる《時代祭》の目玉は、総勢200名の人々が2キロにわたって繰り広げる時代風俗行列。明治維新から平安時代まで、各時代の風俗を再現した行列には西郷吉之助(のちの隆盛)や坂本竜馬といった明治維新の立役者から、豊臣秀吉の側室淀君源義経の側女静御前ら時代を彩った女性たちまで、様々な人たちが登場します。なお行列の最初から最後までを見るには2時間ほどかかるそうなので、心して出かけましょう。
 3位には北の国から、《さっぽろオータムフェスト(北海道)》がランク・イン。「北海道・札幌の食」がテーマの秋祭り…と聞けば、食いしん坊の人は興味を持たずにいられないはず。9月14日から30日までの祭り期間中は、道内各地の新・ご当地グルメとラーメンが楽しめるエリアや100を超える市町村が我が町の特産品を販売するブースなどが設置され、北海道の食を堪能できる内容になっています。「食欲の秋」を景気よくスタートさせたい人にはピッタリの秋祭りと言えそうですね。