育児を積極的に行う男性、いわゆる「イクメン」が増えていると言われていますが、そうは言っても育児のメイン担当はママ、という家庭は依然多いのではないでしょうか。そんな状況下では、夫の言動に対して妻が「イラッ」とする…なんて場面も。では、子育て中の妻はどんなことにイラッとしているのでしょうか。
 1位には《夜中子どもが大泣きしているのに起きない》、2位に《せっかく寝た子どもを物音を立てて起こす》、4位にも《自分(妻)が寝かしつけているときに、テレビを見ている》が入り、子どもの寝かしつけに関する事でイライラさせられる妻が多いことがわかります。生後すぐの赤ちゃんは短時間の眠りを繰り返し、昼夜関係なく泣いて母乳やミルクを欲しがるのが一般的。それに付き合って目を覚まし授乳をするのは母親の役割になりがちですが、ここに不平等感は潜んでいるよう。2010年に中央調査社が行った世論調査では「寝かしつける」ことをしている父親は35.3%に留まっており、子どもが寝ないことによる寝不足を母親が一人で背負っている様子が目に浮かびます。寝かしつけや夜中に起きてしまった子どの対応を夫婦で分担するだけで、妻のイライラはかなりおさまるのかもしれません。夫の発する言葉については《忙しくてなかなか掃除をできないでいると「部屋が汚いね」》や《休日に子どもの相手を頼んだら「休日くらい休ませてくれ」》というセリフにカチンとくるよう。毎日休みがなく、次から次へとやることに追われるのが育児。そんな実情を知ってか知らずか投げられる夫の一言が、妻の気持ちを逆なでする様子がランキング結果から垣間見えます。
 妻をイライラさせないために育児や家事を分担したくても、長時間労働に追われるがゆえにその時間が確保できない夫も多い現代日本。ベネッセ次世代育成研究所が2009年に行った調査では「自分の仕事・生活上の悩みを妻に相談している」と答えた夫の割合は合計で4割程度にとどまっており、夫の現状が妻に伝わっていない様子も浮き彫りになっています。お互いストレスをためないために、それぞれが今の自分の状況を話せる関係を築くことがまずは大切なのかもしれません。