外出時にお世話になることも多い公共のトイレ。手入れの行き届いた家や会社のトイレと違うことは十分承知しているものの、中には「こんなトイレであれば、少し我慢してでも別のトイレを利用すればよかった…」と後悔するようなトイレもあります。そこで、公共のトレイでイラッとしてしまうことは何か、聞いてみました。

 1位は《便器が汚れている》。トイレ設備そのものが古い場合もありますが、単純に掃除が行き届いていない場合は《便器が汚れている》だけでなく《異常にくさい》《ゴミ入れがあふれている》など、ほかのイラッとする要素も兼ね備えてしまいがちです。イラッとするだけでなく困ってしまうポイントといえば、4位の《紙がない》。用を足してホッとしたのもつかの間、《紙がない》ことに気がついて焦った経験をしたことのある人は、少なくないのでは?
みんなが使うトイレであるがゆえに清潔感を保つことが難しいイメージのある公共のトイレですが、トイレ事情は年々改善されているよう。2005年に第一生命経済研究所が行った公共トイレに関する調査では、買い物施設のトイレのイメージで「汚い」を挙げた人が40.4%だったのに対し駅のトイレでは89.4%の人が「汚い」と答えており、駅のトイレは汚いというイメージの強かったことがわかります。しかし、このようなマイナスイメージを払しょくするキレイで使いやすい駅のトイレはだんだんと増えているそう。たとえば木目調ブースに陶器製のタイルがおしゃれな街のイメージとマッチした東急大井町線自由が丘駅のトイレや、黒掘に囲まれたスペースに粋なお店が並ぶその雰囲気を壊さない東京駅の黒塀横丁内トイレなど、思わずゆっくり過ごしたくなりそうな駅のトイレが登場しています。

 諸外国に比べればかなりマシといわれている日本の公共トイレですが、それでも「イラッ」としてしまうのは、日本人のトイレに対する期待値がかなり高いことの表れでもあるのではないでしょうか。