月日がたつのは早いもの——。1989年1月8日に年号が 昭和から 平成に変わり、はや18年の歳月が流れました。日本の歴史上最も長い62年2週間という期間にわたって使用された 元号である昭和。その長い歴史の中で、さまざまなアイテムがブームを巻き起こし、時と共に姿を消していきました。時代を振り返りつつ「もう一度使ってみたい昭和なつかしのアイテムランキング」を調査してみました。
 1位は《ファミコン》。1983年(昭和58年)7月15日に 任天堂から発売され、当時の子どもたちの間で一大ブームを巻き起こした家庭用ゲーム機で、正式名称は 『ファミリーコンピュータ』。 『スーパーマリオブラザーズ』や 『ドラゴンクエスト』といった超人気シリーズが最初に登場したのも、この《ファミコン》でした。国内では スーパーファミコンの最終モデル 「スーパーファミコンジュニア」と同じ2003年9月までAV仕様の最終バージョン(通称: ニューファミコン)が生産されていたそうで、その人気がいかに息の長いものであったかが伺えますね。
 2位に入ったのは《黒電話》。現在のように送話部と受話部が一緒になったスタイルを採用した《黒電話》は、1933年(昭和8年)の 「3号自動式卓上電話機」ですが、わたしたちの記憶にある《黒電話》は、1962年(昭和37年)に登場した 「600形自動式卓上電話機」と呼ばれるモデル。電話をかける時に「ジーコジーコ」とダイヤルを指で回す番号入力方法は、現在主流となっているプッシュ式にはない、ゆっくりとした時代の空気を感じますよね。ちなみに、この600形自動式卓上電話機は1971年(昭和46年)にカラー化が実施され、ホワイト、グレー、グリーンの3色が用意されたそうです。
 このほか、3位の《蚊帳》や5位の《七輪》など、ちょっと都会を離れればまだまだ現役で活躍していることが多いアイテムが上位にランクインしています。先に紹介した《ファミコン》のゲームを複数収録した ファミコンボックスなる業務用ファミコンも地方の古い旅館やホテルにはいまだに存在しているそう。次の帰省や旅行の際には、なつかしの昭和アイテムを探してみるのもいいかもしれませんね。