結婚当初は誰もがうらやむほどアツアツだった妻との関係。しかし、そんな幸せいっぱいの時期がいつまでも続くとは限りません。長く暮らすことで互いの存在を当たり前に感じ始めるのは仕方がありませんが、相手にとって自分がさほど大事な存在ではなくなっていることに気づくのは、何とも切ないものです。

 男性の側に、自分が妻に大切にされていないと感じるのはどんな時なのかを聞いてみたところ、最も多かったのは《一緒に寝るのを嫌がる》でした。夫婦の寝室といえば、二人の関係が肉体的にも精神的にも最も近くなる場所。《一緒に出かけたがらない》や《洗濯物を別々で洗われる》も同様ですが、愛する妻が自分との間に距離を置き始めているのを実感するのは、何とも悲しいものですよね。
 自分の存在が軽いものになっているという点では、《体調が悪いときに何もしてくれない》や《家事がいい加減》もあまり気づきたくはありません。妻の愛情を注ぐ対象が自分ではなく子どもになったということであればあきらめもつきますが、「この人のために何かをしてあげるのは面倒」と思われるようになると、「妻のため、家族のためにと必死に働いてきたのは何だったのか」とこれまでの人生を否定されたような気持ちになってしまいます。

 もちろん、妻がこのような態度・行動を取るのは必ずしも妻の側に問題があるというわけではありません。夫の側に問題があるケースや、双方に問題があるケースも考えられるでしょう。このような状態から新婚当初のような関係に戻るのは難しいかもしれませんが、せっかく運命の糸に導かれて出会った二人なのだから、互いに相手を思いやる心は忘れたくないものですよね。