1986年の劇場公開以来、長年にわたって幅広い世代から愛され続けているスタジオジブリの名作アニメ映画『天空の城ラピュタ』。謎の少女シータと、彼女を助ける勇気ある少年パズーの2人を中心に繰り広げられる壮大なストーリーに、胸を躍らせたという人も多いのではないでしょうか。

 『天空の城ラピュタ』の魅力といえば、ストーリーはもちろん個性的な登場人物もその一つ。中でも際だった存在感で多くの人に愛されているのが、シータとパズーの前に立ちふさがる特務機関の指揮官ムスカ大佐です。冷酷な性格でシータを我が物にしようとつけ狙う、視聴者にとってはにっくき存在ですが、彼の口から紡ぎ出されるセリフの数々は、この作品を見た多くの人の記憶に焼き付いているのではないでしょうか。
 そんなムスカの名セリフの中でも、特に印象深いと感じた人が多かったのが《見ろぉ!人がゴミのようだ!!》です。このセリフは天空に浮かぶ城「ラピュタ」を制御下においたムスカが、ラピュタの仕掛けを用いて軍の兵士たちを海へ放り出した際のもの。自分の目的にとって邪魔な存在を何のためらいもなく死へと追いやるムスカの冷酷さがよく現れたセリフと言えます。
 続いての人気は、《あぁぁ、目がぁ、目がぁ〜〜〜あああああああ〜〜〜〜》でした。こちらはシータとパズーが「滅びの呪文」を唱えた際に、目にダメージを受けたムスカが放ったセリフです。息をのむ展開が続くクライマックスでの緊迫感あふれるセリフではありますが、ちまたでは目に良くないことがあった時にふざけてこのセリフが使われることも多いようです。

 このほかにも《3分間待ってやる》や《読める!読めるぞ!!》など、さまざまな名セリフがランク・インしていますが、どのセリフも見ればすぐに作中のシーンが鮮やかによみがえってくるのには、「さすがはムスカ大佐!」と思わずにはいられませんよね。