ひらがなやカタカナで書かれていればわかるのに漢字で書かれた途端になんと読むのかわからなくなる単語はたくさんありますが、動物の名前にも難しい漢字の当てられたものがあります。中でも、特に読めない動物の漢字表記といえば?

 1位は《鼬/イタチ》。読むのも書くのも難しい「鼬」という漢字の部首は鼠(ねずみ)ですが、イタチは鼠の仲間ではなくネコ目・イタチ科の動物。テンやオコジョ、フェレットやカワウソなどはイタチの仲間で、難しい漢字からは連想しづらいしなやかな体つきが特徴的です。虫偏が使われているので虫の名前かと思いきやそうではなく、飛ぶ哺乳類の《蝙蝠/こうもり》が2位にランク・イン。コウモリと日本人との付き合いは長く、平安中期に詠まれた『和泉式部集』では「人もなく鳥もなからむ島にてはこのかわほり(=コウモリ)も君もたづねむ」と歌われています。中国では蝙蝠という漢字の二字目の「蝠」は幸福の「福」と発音が同じため縁起がよく、コウモリ自体が福の気をもたらす縁起の良い動物とされているそう。海の獺(かわうそ)と書くのは3位の《海獺/ラッコ》、海の象(ぞう)は4位の《海象/セイウチ》です。
 身近な動物も、その漢字表記については知らないことが多いもの。ランキングを見て興味を持った人は『動物の漢字語源辞典』などの専門書を片手に、様々な動物の漢字を調べてみると新たな発見がありそうですね。

調査方法:NTTドコモ「みんなの声」にて投票を実施
  投票数:8603票
  投票期間:2012/3/7〜3/20
※この結果は科学的な統計にもとづくものではありません