1都1道2府43県の計47都道府県からなる日本。長く生きていれば転勤や旅行、進学、就職などで、自分が生まれたところ以外にもさまざまな都道府県を訪れる機会があると思います。しかし、旅行が趣味という人ですら一度も訪れたことがない都道府県というのはあるもの。

 これまでの人生で一度も訪れたことがない都道府県として多くの人が挙げたのは、四国の《高知県》です。「日本最後の清流」と言われ、カヌーラフティングでも人気の四万十川や、室戸岬足摺岬など天然の観光資源が多い県であることを考えると意外な気もしますが、1990年代までは陸路交通の便が悪かったため、若い頃に旅行で訪れようと考える人が少なかったということなのかもしれません。
 四国ではこのほか5位に《愛媛県》、6位に《徳島県》がランク・インしており、実に4県中3県が10位以内に入ってしまうという少々残念な結果となっています。
 《高知県》に次いで挙げる人が多かったのは、東北の《秋田県》でした。米どころ・酒どころとして知られ、稲庭うどんきりたんぽなど豊かな食文化を持つ人気の県で、なまはげ全国花火競技大会といった大きなイベントもあるだけに、一度も訪れたことがない人が多いというのは予想外ですよね。

 この他にも陶磁器の産地《佐賀県》や、神々のふるさとと言われる《島根県》など、メディアで取り上げられることも少なくない都道府県が10位以内に名を連ねているのを見ると、魅力的なところであるかどうかと実際に訪れるかどうかには、あまり関係性がないのかもしれませんね。