漢字をいくら眺めても読み方がサッパリ分からない「難読地名」は、関東よりも関西に多く存在するのだとか。そこで今回みなさんに「大阪市内の読めない地名」について聞いてみたところ、上位には《河堀口(こぼれぐち)》、《楠●社(●は王へんに君)(なんくんしゃ)》、《住道矢田(すんじやた)》《遠里小野(おりおの)》などの意見が挙がりました。

 1位になった《河堀口(こぼれぐち)》は近畿日本鉄道(近鉄)南大阪線の駅。日本の特徴ある駅を選んだ「近畿の駅百選」に選ばれた「大阪阿部野橋」の隣の駅で、「大阪市立自然史博物館」や観光スポットである「通天閣」などにも近いのですが、大阪阿部野橋駅の影にかくれているため「知る人ぞ知る駅」といった存在になっているようです。
 続いて2位になった《楠●社(●は王へんに君)(なんくんしゃ》には、樹齢千年を超える楠(くすのき)の大樹があり、江戸時代から信仰の対象になっていたそうです。現在、根元に設けられた社にはお稲荷さんが祭られており、商売繁盛・家内安全を願う人が日本国内のみならず海外からも訪れているとか。

 4位の《遠里小野(おりおの)》は、一説によると「瓜の産地」という意味の「瓜生野(うりうの)」が訛って「おりおの」になったと言われています。このように、関西に難読地名が多いのは、長い歴史の中で読み方や表記が少しずつ変わっていったことが影響しているそうですが、各場所の郷土史などを調べると必ずしも定説の通りではないことも多く、意外な歴史的事実が眠っている可能性もあるのだとか。難読地名のロマンを求めて、パソコンや図書館で調べ物三昧…というのも、面白い週末の過ごし方かもしれませんね。