夏を代表するスポーツイベントと言えば、なんといっても 阪神甲子園球場を舞台にした 全国高校野球選手権大会。勝利を目指して白球を追いかける球児の姿がテレビでも中継されている「夏の甲子園」は、数々の感動ドラマを生み、ファンからの根強い人気を誇ります。長い歴史には、多くの名試合、名物監督を生みましたが、やはり最も注目されるのは選手たち。怪童、怪物、王子などとニックネームがつけられたスターが輝く「甲子園の名選手といえば浮かぶのは誰なのでしょうか。
 「『甲子園の名選手』といえば浮かぶ選手ランキング」で1位に輝いたのは、大リーグでの活躍で日本スポーツ界の話題を独占している “平成の怪物”こと《松坂大輔》。1998年夏の甲子園では横浜高校のエースとして、準々決勝の対PL学園戦で 上重聡(現・日本テレビアナウンサー)投手と延長17回まで投げ合い、決勝の京都成章戦ではノーヒットノーランを達成するなど、鮮烈な印象を残しました。同年春には 選抜高等学校野球大会でも優勝しており、春夏連覇という偉業を成し遂げています。2位に入ったのは、2006年の甲子園大会を制した “ハンカチ王子”こと《斎藤佑樹》。延長再試合にまでもつれ込んだ駒大苫小牧《田中将大》との手に汗握る投手戦は記憶に新しいところです。《斎藤佑樹》は早稲田大学に進学、《田中将大》は 東北楽天ゴールデンイーグルスに入団と、高校卒業後は対照的な道を歩む事になりましたが、ふたたび2人が同じマウンドで投げ合う姿を望むファンの声も多いのでは。
 かつてPL学園の “KKコンビ”として一世を風靡した3位の《清原和博》と4位の《桑田真澄》は、まだ1年生だった1983年の夏から共にレギュラーとして活躍。ピッチャーの桑田は甲子園通算20勝、4番打者の清原は通算ホームラン数13本という大記録を達成しました。このほか、 “昭和の怪物”と言われた《江川卓》や、ハンカチ王子の大先輩で “大ちゃんブーム”を巻き起こした《荒木大輔》、父親が監督という父子鷹で話題になった現巨人軍監督の《原辰徳》など、懐かしい名前もランクインしています。
 今年は全国47都道府県で合計4,081校が参加した第89回夏の全国高校野球選手権大会。地区予選を勝ち抜いた49校の球児たちは、一体どんなドラマを私たちに見せてくれるのでしょうか。