他人から「お父さん(お母さん)にそっくりだね」と言われたり、自分の中に「両親に似ている」部分を見つけたり…という経験をしたことのある人は少なくないのでは? 「遺伝」には外見だけでなく、内面的なものも含まれます。そこで今回は「親から譲り受けてしまった、ちょっと残念な自分の特徴」についてみなさんに聞いてみました。

 1位になったのは《イライラしやすい性格》でした。人の「性格」というのは、遺伝と環境の両方の影響を受けて出来上がってゆくものだとされており、たとえ同じ遺伝子を持つ一卵性双生児だったとしても、環境によって全く違う性格に育つ例もあるそうです。性格は成人する頃までに徐々に固定されてゆきますが、大人になった後でも自ら変わろうとする「主体的な努力」があれば、性格を変えることも可能なのだそう。《イライラしやすい性格》を何とかしたいのであれば、何かトラブルがあったときにはまず自分を落ち着ける、「これは数日経っても大問題だろうか?」と自問する、とにかく我慢して一晩寝る…などの習慣をつけるようにすれば、少しずつ変わってゆくことができるかもしれません。
 続いて2位になったのは《運動神経のなさ》。オリンピック選手の血液を調べると「赤血球が増加しやすい」、「酸素を蓄える能力が高い」など、運動をする上で有利になるような遺伝子を持つケースが少なくないそうで、運動能力と遺伝には密接な関係があると考えられています。そのような特殊なケースでなくても、《運動神経のなさ》をつい親のせいにしていまいたくなるというのはよくあることだと言えそうです。

 そして3位には《ネガティブシンキングなところ》という意見が挙がりました。ネガティブシンキングや憂鬱な気分などには脳内物質「セロトニン」の不足が関わっていると言われています。日垣隆の著作『折れそうな心の鍛え方』によると、「セロトニン」を活性化させるためには「よく歩くこと・よく噛んでものを食べること・腹式呼吸をすること」が大切だとか。3ヶ月意識して続けるだけでもセロトニン神経の構造が変わるそうなので、これなら気軽に取り組めるのでは? 「遺伝にしばられるなんて、一度きりの人生がもったいない!」くらいの気持ちで、《ネガティブシンキング》をぶっとばして、前向きに生きてゆきたいものですね。