ショートパンツにTシャツで過ごすのもいいですが、やはり日本人なら 浴衣(ゆかた)を粋に着こなしてみたいものですよね。浴衣は、安土桃山時代に利用された、湯上がりに肌の水分を吸い取らせるための衣類 “湯帷子”(ゆかたびら)がルーツで、江戸時代に入って庶民に広く愛されるようになったと言われています。そんな「浴衣が似合いそうな女性有名人ランキング」の1位には、人気女優の《松たか子》が選ばれました。
 《松たか子》は、ご存じの通り、彼女は父に 松本幸四郎、兄に 市川染五郎を持つ歌舞伎一家の出身。彼女自身も松本幸華(まつもとこうか)という日本舞踊の名取名を持つなど、日本の古典芸能と深いかかわりを持っています。バラエティ番組やドラマなどで時折見せる見事な浴衣の着こなしは、普段から和服に親しんでいるからこそなのでしょう。2位の《仲間由紀恵》も着物姿のイメージこそありませんが、出身地・沖縄の 琉球舞踊では師範並の腕前を持っており、幼少から 紅型着物に親しんでいるとのこと。彼女が浴衣姿を披露することはほとんどありませんが、近年では映画 『大奥』、テレビドラマ 『功名が辻』や 『里見八犬伝』などでも着物姿を披露しているので、こうした作品での着物姿のイメージが人気につながったのかもしれません。このほか、《竹内結子》や《小西真奈美》など、スリムな体型と涼しげな目元が魅力の和風美人が上位を占めました。
 湯上がり着として普及していた昔であれば“昼間に外出着として用いるにはふさわしくない”、“目上の人の前で着るのは失礼”など、堅苦しいしきたりが多かった浴衣ですが、近年ではファッションの1つとして認識されています。いまでは、最も気軽に着られる和装であり、着付けの基礎を学ぶのに最適です。
 この時期は、花火大会やお祭り、納涼船などのイベントが目白押し。「浴衣の女性はドリンク無料」なんてお店も少なくありませんので、浴衣姿でお出掛けをして、 “日本の夏”を心ゆくまで(そしておトクに)楽しんでみては?