春は進学や就職でひとり暮らしを始める人が多い季節。門限なく遊んで、好きなものを食べ、いつまでも夜更かしできる——そんな自由気ままな生活に期待は膨らみますが、一方で今まで気づかなかった現実の自分姿が見えてくることもあるようです。そこで今回はひとり暮らし経験者にひとり暮らしでどんな自分に気づいたのか聞いてみました。

 もっとも多くの人が発見したのは《寂しがりや》な自分でした。静まり返った夜、部屋にひとりでいるとつい用もないのに電話やメールをしたくなるときがありますよね。寂しさからTwitterFacebookなどのSNSを頻繁にチェックしてしまう人もいるのではないでしょうか。孤独感にさいなまれている間は「自分だけがひとりぼっち」のように思ってしまいがちですが、本当はとても多くの人が感じていることのようです。
 実家暮らしの恩恵にあずかっているとなかなか気づけないのは《掃除ができない》自分や《料理のセンスが無い》自分。女性の中には「結婚する男性はひとり暮らし経験者がいい」という人もいます。洗濯や料理など家事の大変さを理解して手伝ってくれそうというのが魅力のようです。男性も女性も掃除や料理ができない自分に気付いてしまったら、“できる自分”に変わっておきたいものですね。

 「人は自由を得たのち、いくらかの歳月を経過しなければ自由を用いる方法がわからない。」というイギリスの歴史家トーマス・マコーリーの言葉があるそうです。ひとり暮らしで見えてきた自分に嫌気がさしたとき、自由を上手く活かす方法を見つけるには時間のかかることと割り切って、ひとり暮らしを楽んでみてはいかがでしょうか。