狭いながらも南北に長い独特の地形で、それぞれの土地の気候や風土が生み出した多種多少な珍味が楽しめる日本。旅行の際には珍味を食べるのが楽しみという人や、物産展で各地の珍味を買い込むのが楽しみという人もいるのではないでしょうか。

 そんな珍味好きの人たちの間でも、「これだけはちょっと苦手かも…」と思われているのが、長野県の伊那地方で食べられている《ザザムシ》です。清流に住むトビケラなどの幼虫つくだ煮などにする調理方法が有名ですが、グロテスクな見た目を残したままという事もあって食べられないという人が多いようです。
 2位に続いたのは、《はちのこ》(蜂の子)でした。その名の通り蜂の幼虫を材料としたもので、長野県や栃木県、埼玉県などの関東地方だけでなく宮崎県などでも食べられているそうで、食べ方はつくだ煮や甘露煮、炊き込みご飯、素揚げなど土地によって異なります。上位にはこの他にも4位に《イナゴの佃煮》がランク・インしていますが、そのままの姿で調理される事が多い虫を食べるのはやはりためらってしまいますよね。

 食虫に次いで苦手にする人が多かったのは、強烈な匂いが特徴の珍味。匂いが強烈な珍味にはおいしいものが多いそうですが、今回のランキングで上位に入った《くさや》や《鮒寿司》なども、匂いを乗り越えた人たちからは「癖になる!」と好評のようです。「これは無理!」と食べる事を避けている珍味でも、勇気を出して食べてみれば新たな食の世界が広がるのかもしれませんね。