1990年代といえばトレンディドラマの流行が話題になる事が多いですが、忘れてはならないのがトレンディドラマと歩みをそろえるかのように盛り上がりを見せた音楽業界。当時、近年ではなかなか見る機会がない売り上げ200万枚クラスのメガヒット曲が続出していたのを懐かしく思い出す人もいるのではないでしょうか。

 そんな1990年代のヒット曲の中でも、多くの人が思い出深いと感じているのが、ZARDの《負けないで》。ボーカルを務める坂井泉水の伸びやかな歌声と、つらい気持ちの時に背中を押して勇気づけてくれるような歌詞が特徴の、名曲中の名曲です。1993年のシングル発売からすでに19年が経過していますが、今もなお人生の応援歌として人々に愛されているというのは素晴らしいですよね。
 続いて人気が高かったのは、1998年に発売されたSMAPの《夜空ノムコウ》。人気アーティストのスガシカオが作詞を担当し、SMAPとして初のミリオンセールスを達成した曲としても有名ですね。2002年には中学生の歌唱曲として教科書にも掲載されたので、学生時代に授業でこの曲を覚えたという人も少なくないようです。

 この他にもKANの《愛は勝つ》や、DREAMS COME TRUEの《LOVE LOVE LOVE》、CHAGE&ASUKAの《SAY YES》など、いずれ劣らぬ名曲が多数ランク・インしていますが、これほどまでに充実したラインナップを目にすると、やはり1990年代は音楽業界にとって「バブル」という言葉だけでは片付けられない特別な時期だったのだと思わずにはいられませんね。