子どものころ、どうしても食べられなくて親や先生の目を気にしながらそっとお皿の脇によけていた野菜。大人になってから意を決して食べてみたら、意外においしくてびっくり! なんて経験、ありませんか? 大人になってから食べられるようになった野菜ランキングでは、《ピーマン》《セロリ》《ゴーヤー》など、独特の臭いや苦味のある野菜が上位にあがりました。
 《ピーマン》は、 『ごめんねピーマン』という歌が作られるほど、子どもが好まない野菜の代表格として紹介されることが多いですが、レモンよりも多くのビタミンCを含むといわれており、夏バテ防止にもってこいの野菜。最近では赤色や黄色など見た目のきれいな 「カラーピーマン」もよく見かけます。「カラーピーマン」は緑色のものよりも甘みが増すので、《ピーマン》が苦手な人でも挑戦してみる価値はあるかも。カラーピーマンは《ピーマン》より肉厚なので、サラダなどに使うときには一度さっとゆでて皮をむくと美味しくいただけます。
 大人になっても好き嫌いの分かれる《ゴーヤー》は、主に沖縄地方で食べられている野菜。《ゴーヤー》とは沖縄での呼び方で、 「ニガウリ」の方が通りがよいかもしれません。たっぷりの日光と気温の高さ、十分な水があれば肥料や農薬なしでも育つので、 家庭菜園にも適しているそうです。
 幼児期には苦味や酸味を味わうと、人間の本能で「危険な味」と判断してしまうのだそう。しかも、幼児期の子どもの味覚は大人の2倍も敏感といわれているので、上位に並んだ野菜が子どものころ苦手だったというのは仕方のないことかもしれません。野菜の苦手なお子さんがいる家庭では、チャーハンやオムライス、カレーなど子どもの好きな料理に野菜を混ぜてみては。それでもダメなら、「そのうち食べられるようになる」と長い目で見守るのもよいかもしれません。