「好きな子ども向け番組のキャラクター」を調査したところ、『ひらけ!ポンキッキ』、『できるかな』、『おかあさんといっしょ(にこにこぷん)』と比較的懐かしい番組のキャラクターがベスト10に多数入りました。1位は《ガチャピン》。4位の《ムック》とともに、フジテレビ系の 『ひらけ!ポンキッキ』が放送を開始した1973年4月に初登場して以来の息が長いキャラクター。現在でもBSフジの 『ガチャピンClub』で、活躍中で、いまだにその人気に衰えは見えません。
 2位の《ノッポさん》は、1990年までNHK教育テレビで放送されていた 『できるかな』に登場する、チューリップハットに吊りズボンがトレードマークのキャラクター。3位に入った相方の着ぐるみキャラクター《ゴン太くん》と共にユニークな紙工作を次々とパントマイム形式で披露するパフォーマンスで、子どもたちのアイドル的存在でした。《ノッポさん》は、番組中に一言もしゃべらないという神秘性も特徴の1つでしたが、1993年の最終回で子どもたちに語りかけたことで、子どもたちにとっての大きな謎の1つだったノッポさんの「声」が明らかになりました。現在では 「高見のっぽ」名義でNHK 『みんなのうた』で歌声も披露しています。
 5〜7位にランクインした《じゃじゃまる》《ぴっころ》《ぽろり》は、いずれもNHK教育テレビ 『おかあさんといっしょ』のコーナー “にこにこぷん”に登場したキャラクター。《じゃじゃまる》は猫、《ぴっころ》はペンギン、《ぽろり》はネズミをモチーフにしたキャラクターで、同コーナーで毎回楽しい寸劇を見せてくれました。1992年には『ひらけ!ポンキッキ』の舞台と番組に“にこにこぷん”のキャラクターがゲストとして登場したことも。人気を二分していた子ども向け番組のキャラクターが競演するということもあり、当時の子どもたちの興奮ぶりは大変なものだったのではないでしょうか?
 ちなみに、この夢の競演のきっかけを作ったのは、《ノッポさん》を演じていた 高見映氏と言われています。俳優や童話・絵本作家など多彩な顔を持つ同氏は放送作家としても活動しており、『ひらけ!ポンキッキ』の台本を手掛けていた縁もあって、二つの番組の橋渡しを行ったそうです。