人前なのに涙がこぼれそうになって困った、というのは多くの人が経験することなのではないでしょうか。人目があるところでは、せめて目がウルウルする程度ですませたいものですよね。そこで今回は「涙を我慢する方法」についてみなさんに聞いてみました。

 1位は《上を向く》。こうすると涙が下に落ちにくくなるほか、上を向くことによって目が見開かれ、涙が蒸発しやすくなるとか。詳しい原理については知らなくても、こうやって涙を乾かそうとする人が多いようです。
 続く2位は《深呼吸する》。大きく深く息を吸って吐くと、自律神経のうち「交感神経」の働きが弱まり、「副交感神経」の働きが強くなります。「副交感神経」が活発になると、心身ともにリラックスした状態になります。つまり、《深呼吸》は、「今にも涙が出そう!」という緊張状態をやわらげるスイッチになるということ。簡単に実践できることなので覚えておくと有効そうですね。
 3位は《気合を入れる》。「ここで泣いたら負け」というような場面で最後に頼れるのは、やはり自分自身の精神力や根性なのかもしれません。

 人は成長に伴い自然と泣かなくなってくるものです。しかし、涙というのはストレスによって体内に発生したストレスホルモン(ACTH)を体外に排出する役割も果たしており、泣くことを我慢しすぎると肩こりの原因になったり、長期的にみると脳細胞に悪影響を及ぼすこともあるそうです。映画を観たり本を読んだりして涙を流すだけでもストレスホルモンを減らす効果があるそうなので、人前では涙をグッとこらえても、家に帰ってから思う存分泣いてストレスの少ない毎日を過ごしたいものですね。