とても一言では言い表せないほど、さまざまな出来事があった2011年。2010年に「来年こそは良い年になりますように」と込めた思いが残念ながらかなわなかった人も多いのではないでしょうか。

 そんな人たちが「2012年こそは日本にはこうなってほしい」と考えているのは、昨年の「これからの日本に期待することランキング2011」で2位につけた《老後は年金で暮らしていける国》になることでした。昨年、厚生年金の支給開始年齢を現在の60歳から68〜70歳まで引き上げる案が政府・与党の間で議論されて大いに話題を集めました。厚生労働省が65歳まで希望者全員を再雇用することを企業に義務づける方針を固めてはいるものの、このような話題がたびたび出てくれば、国民が老後の年金支給に不安に感じるのも無理はありませんよね。
 昨年は1位に選ばれた2位の《税金が正しく使われる国》になることも、昨年同様多くの人が願っているようです。昨年12月に、厚生労働省が「子ども手当」に代わり、支給対象外となっている所得層にも小学生以下の子ども1人あたり月額1,000〜2,000円が行き渡る新しい手当を検討して話題になりましたが、やはりちぐはぐな印象は否めず、「この国で自分たちが納めたお金はちゃんと使われるのだろうか」と不安な気持ちになった人も多いのでは。

 こうした日本の現状を見ると少々暗い気持ちにもなってしまいますが、誰かに望みを託すのではなく、1人ひとりが「日本を良くしたい」という思いをもって毎日を生きれば、一歩ずつでも良い方向へと進んでいくはず。希望を捨てずにがんばっていきましょう!