2010年にネタ番組が軒並み終了した影響で、お笑いタレントがブレイクしづらいと予想されていた2011年。しかしそんな状況でもバラエティ番組を中心に様々な番組で活躍したお笑いタレントは多いもの。そこで今年もみなさんに「今年ブレイクしたと思うお笑いタレント」を聞いてみました。

 1位に選ばれたのはバラエティ番組ではもちろん、それぞれが多方面で活躍した《ピース》でした。女の子(熟女)好きの綾部と、死神と言われる容姿から不気味キャラが定着している又吉のコンビ《ピース》は、昨年のM-1グランプリで4位、キングオブコントでは準優勝という好成績を残したことから注目を集め、その後バラエティ番組への出演が一気に増加。2011年は『笑っていいとも!』のレギュラーメンバーに選ばれたり、ピースが出演するコント番組『ピカルの定理』の人気が急上昇したり、まさに飛躍の一年となりました。
 2位にはチャラ男キャラで再ブレイクを果たした《藤森慎吾(オリエンタルラジオ)》がランク・イン。「あげぽよ〜」などのギャル語を巧みに使い、自身の恋愛話をネタにしたことから「そのチャラさが面白い!」とお茶の間の人気者に。様々な番組で披露した暴露話が注目を集めました。
 3位に入った《スリムクラブ》は昨年のM-1で準優勝という好成績を残したうえに、M-1では珍しいスローテンポでたっぷりと間を取る漫才のスタイルが話題に。テレビへの露出が一気に増えた2011年はボケ真栄田の大喜利やフリートークの上手さ、ツッコミ内間の天然キャラなど個人の魅力も存分に発揮し、存在感をみせました。

 2011年のお笑い界を振り返ってみると、以前と明らかに違う点が二つ。一つ目は“一発屋”をにおわせるキャラ重視のタレントが少ないこと。二つ目は人気コンビの片割れがピンの仕事でブレイクしているということ。これらの傾向はネタ番組の終了やテレビ番組の制作費削減など、お笑いタレントの生き残りが厳しくなっていることを示しているのかもしれません。来年は誰がどんな形でブレイクするのか楽しみですね。