幾度となくブームを巻き起こしながら、いまだその人気に衰えの見えないラーメン。札幌、喜多方、博多の 「三大ラーメン」や、東京、熊本などの 「ご当地ラーメン」が有名です。果たして次なるブームを巻き起こすのは、どんなラーメンなのでしょうか?
 「これからブレイクしそうな『ご当地ラーメン』ランキング」で1位を獲得した《沖縄そば》は、 「ソーキそば」という名称でも知られています。「ソーキ」とは具に使用する豚のあばら肉のこと。名称こそ「そば(※地元の人は「すば」と発音することも)」ですが、実は麺にそば粉を一切使用せず、小麦粉だけで作られています。麺を作る際には中華そばと同様に 鹹水(かんすい)を利用しますが、沖縄では ガジュマルの灰を水に入れ、その灰汁(あく)を鹹水代わりに使用するそうです。
 2位の《焼きラーメン》は、ゆでた麺を鉄板でいため、豚骨スープやソースで味付けして具と合わせるという一風変わった調理方法のラーメンで、博多の名物屋台で考案されたものがルーツとされています。具にはキャベツやもやし、青ねぎなどを使用し、見た目は焼きそばに似ていますが、味はまったく異なります。お酒のおつまみとしても人気とのことで、今後はメニューに採用する居酒屋が増えるかもしれませんね。
 9位の《台湾ラーメン》と11位の《ベトコンラーメン》は、名前だけを見ると外国から伝わった料理のようにも思えますが、共にルーツは愛知県。《ベトコンラーメン》の“ベトコン”とは“ベスト・コンディション”を略したもので、体に良い野菜やニンニクなどをたっぷり入れて作ることから命名されたそうです。
 ご当地の名前を採用したラーメンが大半を占める今回のランキング。その中でも、ちょっと異彩を放っているのが、8位の《サンマーメン》です。《サンマーメン》は、しょうゆ味のラーメンにもやしやカマボコなどをあんで絡めた具を入れた横浜発祥のラーメンで、漢字で書くと 「生碼麺」または 「生馬麺」となります。「碼」は「生きがよい具」を意味する漢字で、魚の「秋刀魚(サンマ)」ではありません。くれぐれもお間違えのないように!