駅名の多くは地名や自治体名、近接する施設などに由来していますが、中には想像もつかないようなユニークなものも数多く存在します。こうした珍名駅は、鉄道ファンにとって面白いだけでなく、観光地としても注目を集めています。
 「一度は行ってみたい珍名駅ランキング」第1位は、《南阿蘇水の生まれる里白水高原駅》。熊本県にある 南阿蘇鉄道の駅です。2001年4月に 一畑電車の 「ルイス・C.ティファニー庭園美術館前駅」が開業するまで、日本一名称の長い駅として鉄道ファンの間では広く知られていました。ちなみに、「ルイス・C.ティファニー庭園美術館前駅」は美術館廃止に伴い、 「松江イングリッシュガーデン前駅」に駅名変更するので、5月21日から《南阿蘇水の生まれる里白水高原駅》が日本一名称の長い駅に返り咲くとのことです。
 2位の《おもちゃのまち駅》がある栃木県壬生町には、おもちゃ工場が集まった工業団地があり、駅名だけでなく「おもちゃのまち」という地名も存在します。また、同町には 「おもちゃのまちバンダイミュージアム」が千葉県松戸市より移転し、4月28日より営業を開始しています。4位の《幸駅》と14位の《おかどめ幸福駅》、18位の《福駅》は、縁起のよい名称が人気の駅。旧国鉄時代には、北海道にあった広尾線の 「愛国駅」と 「幸福駅」が “愛の国から幸福へ”というキャッチコピーでブームを巻き起こしましたが、残念ながら広尾線の廃線によりいずれも廃駅となっています。このほか、6位の《大歩危駅》や《南蛇井駅》、《半家駅》、《及位駅》などは、珍名駅というよりも、読み方の難しい駅として昔から鉄道ファンの人気を集めています。