やけくそになって自分を駄目にする行為を表す四文字熟語「自暴自棄」。できることならばこんなネガティブな行為はしたくありませんが、日常生活において自暴自棄にならずにはいられないという瞬間は急にやってくるもの。そこで今回はみなさんがどんなときに自暴自棄になってしまうのか聞いてみました。

 一番多かったのは《努力が無駄になった時》という意見。仕事や勉強など、自分の懸命な努力が報われないというのは精神的なダメージが大きいもの。よく「無駄な努力はない」と言いますが、実際に努力が無駄になってしまった瞬間にはネガティブな感情が押し寄せて自暴自棄になってしまう人が多いようです。
 2位には《ストレスが溜まり、自分の世界に閉じこもった時》、3位には《信頼していた人に裏切られた時》という意見がランク・イン。“ストレスの蓄積”や“人間関係の悩み”といった現代人の悩みとして挙げられることの多い問題が原因で自暴自棄に陥ってしまうケースが多いことがわかります。

 後から強い自己嫌悪に陥ってしまう自暴自棄。このとき心のメカニズムはどうなっているのでしょうか。心理カウンセラーの原裕輝さんによると、心には内(心で感じていること)と外の状況を一致させたいという欲求があり、心の中が「自分はもうダメだ」という気持ちになっていると外を一致させる為に自分を損なったり、投げ出したりするような行動をとるものなのだとか。せっかくの努力が無駄になったり、ストレスが溜まったりして自暴自棄になるかも…と思った時は、「心には内と外を一致させようとする欲求がある。だから自暴自棄になってはダメ」ということを思い出すことが大切なようです。