自分にとって最も身近であり、それ故に疎ましく感じてしまう事も多いのが、「親」という存在。親は幾つになっても自分の子供の事が気になるため、何かと厳しい言葉を投げ掛けてくるものです。でも、それが自分を思うが故の言葉だと分かっていても、なかなか素直には受け取れない事も多いですよね。

 親に言われるとつい「ああもう、面倒だなあ……」と感じてしまうのは、やはり《結婚はいつなの?》というセリフ。社会に出て数年であればまださほどうるさく言われる事は無いと思いますが、20代も後半に差し掛かると《恋人はいないの?》、30代ともなれば顔を合わせるたびに《結婚はいつなの?》、《孫の顔が早く見たい》と言われるようになります。自分でも機会さえあれば早く恋人を作って結婚したいと考えている人にしてみれば、こんなセリフを言われたらイライラして当然です。
 親に言われて面倒に感じるものとしては、《自分が若いころはもっと…》や《あなた小さい頃は…(毎回お決まりのエピソード)》のような、何かと比較して現状を批判するセリフも定番ですね。このセリフを言われるのは何かに行き詰まって自分自身に対してイライラしている場合が多いと思いますが、そこへ追い打ちをかけるようにこのセリフを投げ掛けられたら、イライラが倍増してしまうのは間違いありません。

 とはいえ、こうしたセリフも自分が親の立場になれば子供に向かって言ってしまいそうなものばかり。いつの時代も、この悩ましいやりとりは終わる事が無いのかもしれませんね。