晴れて進学が決まり、まずやっておきたいことと言えば「下宿先を探す」こと。これから始まる見知らぬ土地での生活——少しでも住環境の良いところ。自分が「あ、この街好きだな」と感じられるところを選びたいものです。
 「学生生活をするときに下宿を選ぶポイントランキング」で最も回答が多かったのは《家賃が安い》でした。 全国大学生活協同組合連合会(大学生協)の調査によると、現在1人暮らしをする大学生の平均月収はおよそ13万1,600円。景気回復の効果で2年ぶりに前年度を上回ったそうですが、幾ら収入がアップしても「生活費に占める割合が高い家賃は可能な限り安く抑えたい」というのが正直なところですよね。
 2位に入ったのは《治安の良さ》。 女性のランキングでは断トツの1位、 男性のランキングでも4位と上位に着けています。6位の《間取り・広さ》や8位の《日当たり・方角》といった物件の良し悪しよりも周辺の治安を重視すると答えた人が多かったのは、以前掲載した 「賃貸住宅を選ぶときに重視するポイントランキング」同様に、安心して暮らせる環境を求める人が増えていることを示しています。「子どもを治安の良いところに済ませたい」という親の気持ちも、今回の結果に少なからぬ影響を与えているのではないでしょうか。
 注目したいのは、5位の《スーパーが近い》が、7位の《コンビニが近い》を上回った点。コンビニエンスストアといえば豊富な商品と24時間営業が売りの1つですが、最近では深夜まで営業をするスーパーも珍しくなく、安くて品数が豊富なスーパーを利用する若い人も増えてきているようです。生活費を節約できそうな環境にあるかどうかも、下宿選びの重要なポイントと言えそうですね。