いよいよ本格的な受験シーズンが到来しました。受験生の皆さんは、最後の追い込みとばかりに全力をあげて勉強に取り組んでいるのではないでしょうか? 受験シーズンと言えば、普段以上に 「げんをかつぐ」ことが多い時期。げんをかつぐの「げん」は“縁起(えんぎ)”が語源で、逆さ言葉がはやった江戸時代に「縁起」を「ぎえん」と逆さまにした言い方が「げん」に変化したと言われています。
 「合格するためのげんかつぎでやったことがあるものランキング」では、1位の《お札・お守りを買う》と2位の《神社に参拝する》という神頼みが3位以下を大きく引き離して支持を集めました。学問の神様と言えば天神様こと 菅原道真が有名です。道真は、自身が学問に優れていただけでなく、家塾 「菅家廊下」を主宰して多数の門人を朝廷に送り込んだ教育者でもありました。
 3位には《豚カツを食べる》がランクイン。これは「カツ」と「(受験に)勝つ」を掛けたげんかつぎですが、豚肉にはエネルギー源となる脂肪をはじめ、疲労回復に役立つビタミンB1や記憶力の衰えを防ぐとされるタンパク質が豊富に含まれており、単なる語呂合わせでは終わらない効果もありそうですね。7位の《五角形のえんぴつを使う》も同様に「五角」と「合格」の語呂合わせによるげんかつぎ。文房具店はもちろんですが、神社などでも 「知恵の鉛筆」などの名称で、合格祈願グッズとして販売しているのを見かけます。6位の《げんかつぎお菓子を食べる》に関連する 「受験のげん担ぎ食品で買ってみたいものランキング」を見ても分かるように、日本人はこうした語呂合わせによるげんかつぎを好む人が多いようですね。