スペースシャトル・コロンビアの初飛行や世界初のコンパクトディスクプレーヤー発売、東京ディズニーランド開園など、忘れられない出来事が多かった1980年代。そんな激動の時代に生まれた子どもたちが当時夢中になって遊んでいたものとは何なのでしょうか?

 1位に選ばれたのはやはり1983年に発売された任天堂の家庭用ゲーム機《ファミリーコンピュータ》です。当時としては美しかったグラフィックやキャラクターの滑らかな動き、何より『ドンキーコング』や『マリオブラザーズ』といった魅力的なゲームが遊べるという理由から爆発的なヒット商品となり、瞬く間に子どもたちをテレビの前にくぎ付けにするようになりました。同年には後にメガドライブセガサターンなどで任天堂のライバルとなるセガのゲーム機《SG-1000》も発売されており、1980年代は日本のゲーム史にとっても重要なターニングポイントとなっています。
 続いて人気を集めたのは、ハンガリーの建築学者が考案した立方体パズル《ルービックキューブ》。各面3×3になるよう構成された正方形の色付きキューブを一度バラバラにし、各面の色がそろうよう元に戻すというシンプルなルールが特徴で、日本では1980年にツクダオリジナルから発売されて大ヒット商品となりました。ルール自体は簡単ながらも仕組みを理解していないとなかなか元に戻せないため、当時学校の友だちと早解きを競いあっていたという人も多いのではないでしょうか。

 1980年代には、このほかにも《キン肉マン消しゴム》や《チョロQ》といった日本の玩具史に残るヒット商品が多数発売されましたが、いまだに店頭で当時と変わらず販売されているもの、新しいシリーズが次々と出てきているものなど、息の長い商品が多いのも特徴ですね。