日本では「アンケート(フランス語)」や「アルバイト(ドイツ語)」のように、世界の国々から入ってきた実にさまざまな言葉が日常的な言葉として使われています。このように「ある国から別の国に取り入れられた語彙(ごい)」を「借用語」と言いますが、もちろん日本以外の国にも、海を渡って日本からやってきた借用語が存在します。

 英語圏の国で意味が通じる日本発の借用語では「manga(漫画)」や「sake(酒)」、近年話題を集めた「《mottainai》(もったいない)」などが有名ですが、多くの人が「えっ、そんな言葉まで?」と驚くのが、《bakayaro》です。読んで字のごとく相手をからかったり罵倒したりする際に使用する言葉「ばか野郎」の事で、このような言葉まで他の国で借用語になっているというのは何とも不思議な気持ちになりますね。
 続いて驚く人が多かったのが、《jibaku》(自爆)です。英語では自爆した事を意味する文章表現はあるものの、代用すべき適切な言葉はないようで、一言で表現する場合などに使われているのではないかと思われます。もともと自国の文化になかったために使われている借用語としては、このほかにもバンダイの自販機用カプセル商品である《gashapon》(ガシャポン)や《gyaru》(ギャル)などがランク・インしていますが、やはり《binta》(ビンタ)や《bishojo》(美少女)のように、「英語でそれに相当する言葉があるんじゃないの?」と思ってしまうような借用語の存在に驚く人が多いようですね。